ウェブサイトを作って全世界に公開したいなら、プロバイダとレンタルサーバーの違いをきちんと知っておきましょう。2つはまったく異なるサービスですが、パソコンで作ったウェブサイトを公開するときにはどちらとも必要になるケースが多いです。

こちらでは、レンタルサーバーとプロバイダがどのようなものか解説していきますので、違いがよく分かっていない方は参考にしてください。

エンジニアも満足できるレンタルサーバーを紹介

プロバイダは固定回線でウェブサイトを閲覧するときに必要なもの

ウェブサイトはスマホでも作成できますが、簡易的なものしか作れないため、パソコンを使って複雑なものを作りたいと考える方もいるでしょう。パソコンで作成したウェブサイトを公開するときは、オンライン上にアップロードするためのインターネット回線が必要になります。

そのときに何を利用するかで、プロバイダが必要かどうかが決まってきます。もしも、パソコンをスマホに繋いで、通信会社から提供される回線を使うなら必要ありません。そちらがプロバイダの役割もしっかりと担ってくれているからです。

しかし、新たに固定回線の通信会社と契約をして、インターネットに繋げようと考えるときはプロバイダが必要になります。ただし、例外があってCATV(ケーブルテレビ)が提供している通信サービスを利用する場合は、プロバイダとの契約は必要ありません。

こちらもスマホ同様、CATV会社がウェブサイトを閲覧する仕組みを提供してくれているからです。固定回線を契約すれば、すぐにいろいろなウェブサイトを閲覧できると考える方もいるでしょう。しかし、固定回線は回線自体を提供してくれるもので、インターネットに繋げるための機能は持っていません。

そのため、固定回線だけを契約しても、さまざまなウェブサイトを閲覧することは不可能です。インターネットに繋げるときに必要な機能はプロバイダが提供してくれますので、別途契約が必要になります。

利用できるプロバイダは固定回線のサービスによって異なる

フレッツ光やau光など、固定回線のサービスはいろいろあります。どれと契約するかによって、利用できるプロバイダが異なってくる点には注意が必要です。固定回線サービスとプロバイダ、それぞれの公式ページに対応状況の説明が載っていますので、きちんと読んでおけば間違ったところと契約することはないでしょう。

なお、両方のサービスをどれにするか決めたときは、セット販売されていないかチェックすることをおすすめします。片方ずつ契約するよりも料金を安くできる可能性がありますので、調べないのはもったいないでしょう。

プロバイダの選び方

多くの固定回線では1Gbps以上の速度を提供しているため、快適にインターネットが楽しめると考えるかもしれません。しかし、プロバイダ選びを間違ってしまうと、高スピードを体験するのは難しくなりますので気をつけましょう。

固定回線自体の速度が速かったとしても、プロバイダというフィルターを通すことで10Mbpsなどの低スピードになってしまうこともあります。もしも、速いスピードでインターネットを楽しみたいなら、プロバイダの評判を確かめましょう。

スピードが遅いところは酷評されているケースが多いですので、しっかりとリサーチすれば避けられます。深夜は早くても昼間は遅いなど、時間帯によってスピードに違いがありますので、そちらも調べておくことをおすすめします。

なお、実際に使ってみて遅いと感じたときは、プロバイダを乗り換えることも可能です。

乗り換えるために工事などは必要ありませんので、契約が終わるタイミングに合わせて新たなところと契約すれば、インターネットが使えない期間をゼロにできます。ただし、ソフトバンク光やNURO光など、一部のサービスでは利用できるプロバイダが固定されているケースがあります。

不満があったとしても、他のところに変更することはできませんので慎重に考えた上で契約しましょう。

レンタルサーバーはウェブサイトを保存するスペース

パソコンに誰でもアクセスできる状態にしておけば、ハードディスク内に保存したウェブサイトを閲覧してもらえます。しかし、それではセキュリティに問題が出てくるため、別途保存するスペースであるサーバーを用意する必要があります。

個人でも簡単に用意できますが、管理がとても面倒だというデメリットがありますので気をつけましょう。いつでも閲覧できる状態にするためには、電源を24時間入れっぱなしにしなければいけませんし、トラブルがあったときはすぐに対処しなければいけません。

そのような手間を減らしてくれるのが、レンタルサーバーと呼ばれるサービスです。契約をして月額や年額を支払うことにより、バッチリと管理されたサーバーを利用できるようになります。

レンタルサーバーは年額で契約するとお得

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーと契約するときは、性能をしっかりと考えて選定したほうが後悔しません。性能が悪いものを選んでしまうと、表示が遅かったりアクセス自体ができないなど、閲覧者に大きなストレスを与えてしまうケースがあるからです。

それではせっかく作ったウェブサイトから離れてしまい、二度と見に来てくれない可能性もありますので気をつけましょう。表示速度を考えるときは、メモリが多いレンタルサーバーの利用をおすすめします。メモリが多ければ多いほど処理能力が高いため、表示に関するトラブルが起こりにくくなります。

そして、いつでもアクセスできるようにしたいときは、障害が少ないレンタルサーバーを利用しましょう。各サービスの公式ページでは障害情報を公開していますので、目を通してトラブルが少ないところを選ぶのが重要です。

レンタルサーバーを借りるときはメモリの容量をチェック

たくさんのウェブサイトを保存するなら容量も大切

多くのレンタルサーバーでは、1つのウェブサイトしか対応できないということはなく、複数のウェブサイトを保存できるようになっています。しかし、複数に対応していたとしても用意されている容量が少なければ、たくさんのものを公開することはできません。

自分が作るウェブサイトの数とそれぞれのサイズを把握した上で、それに見合った容量を提供しているところと契約しましょう。ただ、選択するプランによって、利用できる容量が異なってくるレンタルサーバーも数多くあります。

そちらなら、最初は安いプランに登録して、必要になったら容量が大きいものに変更できますので便利です。

しっかりと考えて契約しよう

簡単に違いを説明すると、プロバイダはインターネットをするときに必要なもので、レンタルサーバーはウェブサイトを公開するときに必要なものです。

どちらも使い続ける限り費用を支払わなければいけないため、月額や年額もハッキリとさせてから契約しましょう。ちなみに、レンタルサーバーは無料体験期間が用意されている場合も多いため、きちんと試してから契約を決められます。